<イラストを描く際の注意点>
基本的にはどのようなイラストでもアイロンプリントできます。イラストではなく写真でも同じです。
ただ、より完成度を上げるためには次の点に注意してください。
@、微妙な色使い (ドットの細かい模様やグラデーションなど)
はひかえましょう。
アイロンプリント用紙に印刷し、Tシャツにプリントした完成品を見てみると、細かい部分まで表現しにくいようで、グラデーションがかかっているのか良くわからない場合もあるからです。
A、あまり小さなイラストはやめましょう
(細長いものも同じです)。
小さすぎるものはアイロンでプリントする際の接着があまり良くありません。また、洗濯を繰り返す内に少しずつ欠けていくこともあります。
B、色彩が鮮やかな方がプリント後の発色がよく、見栄えがいい
と思うのですが、これはお好みですね。暗いイメージのTシャツがオシャレなこともありますし。
また、プリントするTシャツに色物 (特に黒などの暗色系)
を使う場合は、フォトショップでイラストを描く前に背景色を合せておくといいでしょう。
(ただし、印刷するときはこの背景色は解除して下さい)
<プリンターで印刷します>
@、プリンターヘッドの汚れに注意してください。
印刷が悪くてはせっかくのイラストも台無しです。ただ、細かいカスレ等はある程度かまいません。「イラストを描く際の注意点」でも書きましたが、アイロンプリントするとあまり細かい部分までは判らなくなるからです。
A、印刷時のプリンターの設定を左右反転に切り替えるのを忘れないで下さい。
忘れてしまうとTシャツにアイロンプリントした時、イラストの左右が逆向きになってしまいます。
(この機能を逆に利用しても面白みがあります。最近アメリカなどでは漢字ブームで、Tシャツやポスター、さらにはタトゥーにまで漢字を用いたものをよく見かけます。
意味をはき違えているものもあったり、中には漢字自体間違えていて、点がなかったり、左右逆だったり、奇妙にアメリカンナイズされた漢字が氾濫しています。
ちょっと話がわきにそれましたが、間違った漢字の逆輸入みたいなウケを狙うのもおもしろいかもしれませんね)
<印刷した用紙をカットします>
アイロンプリントしたい形に用紙を切ります。イラストの形状より少しだけ大きめに切った方が接着力が強くなるようです。
色物のTシャツにアイロンプリントする時は、イラストの周囲のこの何も印刷されてない部分が少し厄介です。アイロンプリントした直後はいいのですが、洗濯を繰り返すうちにこの部分が白く浮き出てくるからです。
これが嫌な方はイラストに沿ってきれいにカットした方がいいでしょう。ただし接着力は若干落ちますが。
<アイロンプリントする際の注意点>
アイロンプリントする面を凹凸がないように平らにしてください。Tシャツを平らな場所に置き、シワがないようにします。
袖口や襟首、すそのようなつなぎ合わせや縫い目のある場所、またはそのすぐそばにプリントする場合は接着が弱くなりやすいので十分注意してください。
直接プリントする布にそのような部分がなくても、下の置かれた布につなぎ目があっても同じです。プリントする布と下の布の間に木片や厚紙などを差し込んでプリントするといいでしょう。
(くれぐれもビニールやプラスティックは差し込まないで下さい。溶けちゃいます(笑))
<その他の注意点>
アイロンのかけ方や完成したTシャツの洗濯方法などは、使用するアイロンプリント用紙のメーカーによって異なりますので、注意書きをよく読んでください。
個人的な意見を言わせてもらうと、高価なアイロンプリント用紙は、やっぱりいいです。発色や接着力や耐久性が優れています。まぁ、気のせいってこともあるでしょうけど(笑)
Tシャツを例にして説明してきましたが、布製の小物ならほかにもいろいろと作れます。
服はもちろん、下着やズボンなんかもOKですが、素材には注意してください。当然のことながらアイロンが使えない生地はダメです。
ここでアイロンプリントの少し変わった使用法の中から1つご紹介します。
それは「子供服の名札」です。
私の娘は幼稚園に通っていますが、服、ズボン、下着、お昼寝布団などのすべての持ち物に名前を書くように決められています。
とはいえ、あちこち店を探して見つけたかわいい服に、黒のマジックで消えないように、しかもある程度大きく名前を書くなんて、どうでしょう。なんだかもったいないようで、ちょっと・・・ですよね。
そこで、ネームをフォトショップで作成します。これをA4サイズいっぱいに敷きつめ、アイロンプリント用紙に印刷して、白い布にプリントします。
ネームを1つ1つ切り取って名札にし、服に縫い付けるのです。
こうすれば必要がなくなれば名札をはずせばいいだけですし、デザインによっては更にワンポイント柄を加えたような手作り感もだせます。
あなたもやってみてはいかがでしょうか。
(名札の大きさによってはプリント後の接着が心配ですが、いくつもまとめて大きいサイズにしてプリントすれば、しっかり接着できます)
左は私が作った名札の例です。
1. アイロンプリントペーパーを使用したTシャツの作り方
アイロンプリントペーパー(アイロン転写紙ともいいます)、というものがあります。プリンターでこの用紙にイラストを印刷して、アイロンで熱を加えて布に転写するものです。
タイトルにはTシャツと書きましたが、Tシャツに限らずバック、ハンカチなど色々な布製品に利用できます。
ここではTシャツを例にとって説明していきます。
グッズ・小物
〜描いたイラストを使って小物を作ってみよう!〜